2005年3月5日(土)エイリアン・ヘッドバンキングvol.26
駅前旅館企画 エイリアン・ヘッドバンキング vol.26
2005年3月5日(土) 岡山PEPPERLAND
●出演と当日のタイムテーブル
FM 17:00?17:30
ケッチ 17:40?18:10
手水 18:20?18:50
巨人ゆえにデカイ 19:00?19:30
オシリペンペンズ 19:40?20:10
ブラン 20:20?20:50
駅前旅館 21:00?21:30
村岡充グループ 21:40?22:10
村岡充+道下慎介+田口史人+阿闇妖子
エスカレーターズ 22:20?22:50
※各タイムテーブル間の転換は田口史人氏のDJ
またも岡山ロック偏差値の高さと、会う人会う人の人間味の素晴らしさにやられっぱなしでした。 メグのニューヨーク短期武者修行が急遽決定となり、アダチ+クリハラの変則ふたりブランでの出演を決意したのが今年の頭だったと記憶してます。 決意、はしたものの、ぶっちゃけ「ちゃんと満足なものをご披露出来るのだろうか」と恐くて恐くて仕方がなかったです。 でも2月に入って初めての、ふたりブラン練で何となく「これは行ける!」と確信めいたものをつかみました。 「絶対にこじんまりしない!ふたりでも爆音ロックだ。」 とにかく目指すところはこれだと言い聞かせてました。 そしてそして急展開。
クリハラさんが、テルミンイベントを開催していた高円寺円盤にて田口さんから手水の藤田さんにヘルプを頼むのはどうかとアドバイスを頂戴し、藤田さんからも快諾、話はトントン拍子に進みました。 手水といえば、昨年の岡山でもご一緒させていただき、すっかりとりこになってしまった駅前旅館のようちゃんとのデュオ。静寂、サイケデリックの白昼夢というイメージが強いのですが、藤田さんは他のバンドではかなりの爆音ベーシストというお話でした。 音源は、アルケミー・レコードのオムニバス「The Night Gallery -21st century psychedelic underground-」(ARCD-147)やファーストアルバム「手水」(rev-node records/RNCD-008)でお聴きいただけます。 そんなわけで当日。
新幹線で1時半過ぎに岡山着。
駅で藤田さんと合流して、即「スタジオOZZ」入り。 藤田さんとは出来れば3曲、何とか2曲確実に出来ればという話でしたが・・・完璧な爆裂ベースっぷり。初めて一緒に音出した時のあの感激といったらありませんでした。 ふたりブランも万全、そして岡山限定ブランもばっちりだ!
あの瞬間、今回も胸張ってブランの演奏が出来ると確信しました。 そんなわけで、練習後、ホテルのチェックインをぱっと済まし、即ペパーランドへ移動し、リハと分刻みのスケジュール。良いのさ良いのさ、良い演奏が出来るのなら。 でもさすがにリハの後、近くのファミレスにて、クリハラさんと食事した時は、クタクタでした。 さて、イベントスタートです。
疲労困憊解消とスタート時間勘違いでFM未見。不覚。 岡山の恐るべき若者たち、ケッチのますますスケールアップした演奏。キース・ムーンが憑依したごとく、変幻自在のリズムを全身で繰り出す天才ドラマー内田君、そして石原さん、岡さんのダブルギター。ベースレスなのにぶっといぶっとい。本当に末恐ろしいというかなんというか。 手水は岡山の冬の夜に真夏の白昼夢を見た・・・うーんうまい表現が出来ないな。
良い音と唄。最前列でうっとり。 大阪からの巨人ゆえにデカイ、オシリペンペンズのプリミティブさと、どでかいインパクト。気が付けば会場は超満。 駅前旅館はベースに重政さん加入後昨年の10月以来のライブ拝見。
バンドの一体感と重さが格別に増してました。新曲も多数だった印象で、バンドの充実ぶりがすごい。 そんなわけで、ブランです。
栗原さんのジャンベやシンセ、そしてシンセ弾きながらドラムを叩くという荒業も、きちんとロックとして、ブランの表現として高めることが出来たと自負しているのですが、いかがでしたでしょうか。でもこれ機会に、ブランの表現の幅が広がったような気がしております。 編成とセットリストを。 ●唄/ギター・・・アダチ ジャンベ・・・クリハラ
1.ムレムラ
2.アレとソレの関係 ●唄/ギター・・・アダチ シンセベース・・・クリハラ
3.Lorca(仮題) ●唄/ギター・・・アダチ シンセベース/ドラム・・・クリハラ
4.タブー ●唄/ギター・・・アダチ ドラム・・・クリハラ ベース・・・藤田ゆか(手水)
5.その先
6.憧れと幻想
7.自戒ロック
前半4曲はふたりブランの新趣向で、大変な緊張状態での演奏でしたが(これはこれでました大変刺激的でした)、残り3曲は、何も心配することなく、ブランの演奏に集中することが出来ました。手水藤田さん、本当に感謝感激です。
村岡充グループは、rev-node records社長、テストパターンの村岡充さん、LSDマーチの道下慎介さん、高円寺円盤・オズディスクの田口史人さん、水玉の部屋の阿闇妖子さんによる3ドラムと田口さんのDJのインプロ。爆音と混沌。岡山のサイケデリック色男は今回もやることが違う。 大トリ、エスカレーターズは男バンク一直線。この潔さ歯切れ良さ。
気持ちよいったらありゃしない。 5時過ぎに始まった長丁場、ドラムの位置が何度も変わったり、3ドラムになったりのとんでもない転換が次から次へとにも関わらず、なんとほとんどオンタイムで終了。 ペパーランドスタッフの素晴らしさ、手際よさ。そしてパンダソングコレクション、リアルタイムライブレコードカッティングなど様々なネタでパフォーマンスDJを繰り出す田口さんが長丁場にダレを感じさせるスキを与えませんでした。 タイトなスケジュールではありましたが、またも岡山の強烈なロック磁場に当てられて、充実した二日間にて心地良い疲労感。 ペパーランドと言う場。そこで文谷さん率いる駅前旅館や村岡充くんらを中心に吸い寄せられ発信する人。そこに集う人。ホント特別なところです。 素晴らしい2日間をありがとうございました。絶対にまたお伺いしたい場所です。 さぁ、新趣向と気分転換で栄養充分。メグが戻ってまたフルブランでガンガン参りますからね! (2005.3.7.了)
※逆順ですが、当日の実況中継レポです。
2005年3月5日(土) 2005年3月6日(日)
2005年3月5日(土) 岡山PEPPERLAND
●出演と当日のタイムテーブル
FM 17:00?17:30
ケッチ 17:40?18:10
手水 18:20?18:50
巨人ゆえにデカイ 19:00?19:30
オシリペンペンズ 19:40?20:10
ブラン 20:20?20:50
駅前旅館 21:00?21:30
村岡充グループ 21:40?22:10
村岡充+道下慎介+田口史人+阿闇妖子
エスカレーターズ 22:20?22:50
※各タイムテーブル間の転換は田口史人氏のDJ
2004年3月以来の丁度1年振りの岡山遠征。
またも岡山ロック偏差値の高さと、会う人会う人の人間味の素晴らしさにやられっぱなしでした。 メグのニューヨーク短期武者修行が急遽決定となり、アダチ+クリハラの変則ふたりブランでの出演を決意したのが今年の頭だったと記憶してます。 決意、はしたものの、ぶっちゃけ「ちゃんと満足なものをご披露出来るのだろうか」と恐くて恐くて仕方がなかったです。 でも2月に入って初めての、ふたりブラン練で何となく「これは行ける!」と確信めいたものをつかみました。 「絶対にこじんまりしない!ふたりでも爆音ロックだ。」 とにかく目指すところはこれだと言い聞かせてました。 そしてそして急展開。
クリハラさんが、テルミンイベントを開催していた高円寺円盤にて田口さんから手水の藤田さんにヘルプを頼むのはどうかとアドバイスを頂戴し、藤田さんからも快諾、話はトントン拍子に進みました。 手水といえば、昨年の岡山でもご一緒させていただき、すっかりとりこになってしまった駅前旅館のようちゃんとのデュオ。静寂、サイケデリックの白昼夢というイメージが強いのですが、藤田さんは他のバンドではかなりの爆音ベーシストというお話でした。 音源は、アルケミー・レコードのオムニバス「The Night Gallery -21st century psychedelic underground-」(ARCD-147)やファーストアルバム「手水」(rev-node records/RNCD-008)でお聴きいただけます。 そんなわけで当日。
新幹線で1時半過ぎに岡山着。
駅で藤田さんと合流して、即「スタジオOZZ」入り。 藤田さんとは出来れば3曲、何とか2曲確実に出来ればという話でしたが・・・完璧な爆裂ベースっぷり。初めて一緒に音出した時のあの感激といったらありませんでした。 ふたりブランも万全、そして岡山限定ブランもばっちりだ!
あの瞬間、今回も胸張ってブランの演奏が出来ると確信しました。 そんなわけで、練習後、ホテルのチェックインをぱっと済まし、即ペパーランドへ移動し、リハと分刻みのスケジュール。良いのさ良いのさ、良い演奏が出来るのなら。 でもさすがにリハの後、近くのファミレスにて、クリハラさんと食事した時は、クタクタでした。 さて、イベントスタートです。
疲労困憊解消とスタート時間勘違いでFM未見。不覚。 岡山の恐るべき若者たち、ケッチのますますスケールアップした演奏。キース・ムーンが憑依したごとく、変幻自在のリズムを全身で繰り出す天才ドラマー内田君、そして石原さん、岡さんのダブルギター。ベースレスなのにぶっといぶっとい。本当に末恐ろしいというかなんというか。 手水は岡山の冬の夜に真夏の白昼夢を見た・・・うーんうまい表現が出来ないな。
良い音と唄。最前列でうっとり。 大阪からの巨人ゆえにデカイ、オシリペンペンズのプリミティブさと、どでかいインパクト。気が付けば会場は超満。 駅前旅館はベースに重政さん加入後昨年の10月以来のライブ拝見。
バンドの一体感と重さが格別に増してました。新曲も多数だった印象で、バンドの充実ぶりがすごい。 そんなわけで、ブランです。
栗原さんのジャンベやシンセ、そしてシンセ弾きながらドラムを叩くという荒業も、きちんとロックとして、ブランの表現として高めることが出来たと自負しているのですが、いかがでしたでしょうか。でもこれ機会に、ブランの表現の幅が広がったような気がしております。 編成とセットリストを。 ●唄/ギター・・・アダチ ジャンベ・・・クリハラ
1.ムレムラ
2.アレとソレの関係 ●唄/ギター・・・アダチ シンセベース・・・クリハラ
3.Lorca(仮題) ●唄/ギター・・・アダチ シンセベース/ドラム・・・クリハラ
4.タブー ●唄/ギター・・・アダチ ドラム・・・クリハラ ベース・・・藤田ゆか(手水)
5.その先
6.憧れと幻想
7.自戒ロック
前半4曲はふたりブランの新趣向で、大変な緊張状態での演奏でしたが(これはこれでました大変刺激的でした)、残り3曲は、何も心配することなく、ブランの演奏に集中することが出来ました。手水藤田さん、本当に感謝感激です。
村岡充グループは、rev-node records社長、テストパターンの村岡充さん、LSDマーチの道下慎介さん、高円寺円盤・オズディスクの田口史人さん、水玉の部屋の阿闇妖子さんによる3ドラムと田口さんのDJのインプロ。爆音と混沌。岡山のサイケデリック色男は今回もやることが違う。 大トリ、エスカレーターズは男バンク一直線。この潔さ歯切れ良さ。
気持ちよいったらありゃしない。 5時過ぎに始まった長丁場、ドラムの位置が何度も変わったり、3ドラムになったりのとんでもない転換が次から次へとにも関わらず、なんとほとんどオンタイムで終了。 ペパーランドスタッフの素晴らしさ、手際よさ。そしてパンダソングコレクション、リアルタイムライブレコードカッティングなど様々なネタでパフォーマンスDJを繰り出す田口さんが長丁場にダレを感じさせるスキを与えませんでした。 タイトなスケジュールではありましたが、またも岡山の強烈なロック磁場に当てられて、充実した二日間にて心地良い疲労感。 ペパーランドと言う場。そこで文谷さん率いる駅前旅館や村岡充くんらを中心に吸い寄せられ発信する人。そこに集う人。ホント特別なところです。 素晴らしい2日間をありがとうございました。絶対にまたお伺いしたい場所です。 さぁ、新趣向と気分転換で栄養充分。メグが戻ってまたフルブランでガンガン参りますからね! (2005.3.7.了)
※逆順ですが、当日の実況中継レポです。
2005年3月5日(土) 2005年3月6日(日)
イベント終了後の岡山ブラン。於・ペパーランド前にて。 |
ブランと、岡山の恐るべき若者たちケッチ。右端はエスカレーターズ横山氏。 ケッチ石原君の手にするのが、DJ田口氏実況録音、リアルタイムレコードカッティングによる、ケッチのライブ盤。 |
田口さんDJブースとパンダレコードコレクション |
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