The World of TONSEi RECORDS??u?????o

日曜日, 6月 14, 1998

1998年6月14日(日) 高円寺20000V

1998年6月14日(日) 高円寺20000V

●出演
?(記録無し)
演奏曲目は以下の通り。
1.オレハ貝ニナル
2.硬直
3.夢うつつ
4.夢
5.月光
6.炎
7.君をさらって
8.Lorca(仮題)
「炎」は遁生初期の楽曲のリメイク。「月光」も何度目かのリメイクで久々に演奏。決して悪くない演奏だったとは思う。

ライブ直後の放心状態は毎度のことなのだが、今回はいつにもましてひどい。
一体ライブハウスで演奏活動を続ける意味とは何なのだろうか。日々の活動の中で作り上げた楽曲の発表場所?だったらこんな一発勝負のあぶない橋など渡らずに、何度も何度も自分の納得のいくまで音を重ね上げることが出来る音源発表の手段のみを選べばよいのではないか。

他のバンドからの刺激を受けるため?だったらそういうバンドを見に足を運べばよい。お膳立てされたパッケージの中で「これはスゴイ」などというバンドに出会ったことなど数えるほどしかない。まぁ、その程度のことしか私がやってないからなのかもしれないが・・・。じゃあ自分で企画を興せばいい?私がやりたいのは自分のための音楽であって先にライブありきなのではない。

矛盾しているだろうか。何だか自分で自分がわからない。自分の音楽に自信が持てなくなってしまっただけなのか。それなら終わりだな。

確かにライブという瞬間瞬間の表現形態は楽な面がある。音を放った瞬間それは消えて無くなってしまうのだから。そりゃあごまかしも効くだろう。果たして今まで完璧な演奏というものをしたことがあっただろうか。私は今すぐにでも自分の音楽の完成形が見たい。
1998.6.14. アダチ(ブラン)